かずわん先生の電気工事士技能試験教室




埋込連用器具


埋込連用取付枠の表裏に注意

器具が1個 器具が2個 器具が3個
器具が一個の時は
中央に取り付ける
ニ個の時は上下に
取り付ける
連用枠1枚に器具は
3個まで取り付けられる
スイッチボックスやプレート(写真下)は試験では省略されます。

1.ケーブルの外装被覆を、連用枠の長さではぎ取る。
2.絶縁被覆をはぎ取る。
3.器具に線を差し込む。コンセントの場合は極性に注意する。


器具は配線図と同じ配置にします。

連用器具取り付け、取り外し

マイナスドライバの大きさを必ず確認して下さい。
技能試験本番や練習では、器具をはずす時にドライバを差し込む場所を使って取り付けも行うと、
うまく付ける事ができ、枠も長持ちします。
Panasonic電工(松下)の連用枠は取り外し用溝の長さが他メーカーより少し短めです。



差込式器具の心線長さは、器具本体のストリップゲージに合わせるのが基本です。


心線の長さはストリップゲージに合わせて取りますが、
技能試験で心線長さをいちいちストリップゲージに合わせると時間がかかります。
絶縁被覆を電工ペンチの内側付け根に当ててから切ると丁度良い長さになります。
差込型コネクタの場合も同様にしてできます。

ペンチの大きさは様々ですから、使うペンチで確認してください。



注意  心線が隠れるまで確実に差し込む。 


電線のはずし方


わたり線を作る


10センチのIV線から、わたり線を作る作業です。
8センチのIV線を、最初から両端を11mm〜12mm程度むけば、簡単ですが、
ナイフを使って短くむくのは少し危険です。
ナイフ幅2センチをむいて、ペンチで切断
する方が安全です。
ケーブルストリッパなら、最初から短くむいても問題ありません。

Point:曲げる前に被覆をはぎ取る。指2本を使ってコの字形に曲げる。

(このわたり線は、連用枠に器具を2つ付ける場合のものです。
器具が隣同志の場合は、指1本を使って曲げます。)

試験ではわたり線は、ペンチで直角に曲げる必要はありません。


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